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明日もあるので「早めに寝る」と語る大谷、切り替えて「来年のことを考えたい」…一問一答 - 読売新聞

 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手(27)が18日(日本時間19日)、今季のア・リーグ最優秀選手(MVP)に、満票で選ばれた。選出した全米野球記者協会は電話による記者会見を開き、大谷選手が喜びを語った。

 主な一問一答は、次の通り。

 ――この冬のトレーニングの状態は。

 「時間はあったので、しっかりやっていますし、切り替えて、ここからまた、来年勝てるように頑張りたい」

 ――今年が二刀流を続けるラストチャンスという声もあった。プレッシャーがあったからこその活躍だったか。

 「100%歓迎されている雰囲気は、プロ(野球)に入ってからずっとない。常に批判的なことはあったけれど、自分がここ(二刀流)で頑張りたいなと思ってやってきた。反骨心みたいなものは正直なかったですし、単に、自分が純粋にどこまでうまくなれるのか、と頑張れたところが良かった」

 ――満票での受賞について。

 「こういうことが初めてでうれしいですし、1位に入れてくれたことがうれしい。また来年、頑張ろうという気持ちに、さらになる」

 ――トラウト選手が祝福のメッセージを送っている。トラウト選手について。

 「一緒にいることで勉強になっている。本当にバッティングでは勉強させられっぱなし。一緒のチームで良かった。また来年一緒に頑張れたら」

 ――日本の子供たちへのメッセージを。

 「僕はイチローさんなんかを見て、メジャーに憧れてきた。そういう選手がまた出てきて、一緒にできることを将来、楽しみにしている」

 ――この後、受賞をどう祝う。家族は。

 「特にない。家族というか母親が来ている。帰ったら夕食かな。夜は特には(ない)。あしたもあるので、早めに寝る」

 ――契約延長について。

 「そういった話はできない。ただ、エンゼルスは好きですし、長くやりたい。まずは来年、勝つことだけ考えて過ごしたい」

 ――15日の記者会見では「待ちわびているという感覚ではない」と言っていたが、受賞後の心境の違いは。

 「やることは特に変わっていない。個人的には切り替えて、来年のことを考えてやりたいなと思っていた。ただ、楽しみにはしていたし、本当に取れてうれしい気持ちはあるので、来年につながるというか、モチベーションになったかな」

 ――27歳でMVPを受賞した。野球人生にどんな意味を持つか。

 「満票でとれたというのは本当にすごくうれしいし、けがとかもあって、順調に来ていたわけではない。その中で、いろいろな方に助けてもらって、27歳で取れたので、選手としてここからピークを迎えて、ここ5年から7年ぐらいが、もっともっと勝負の年だと思っているので、もっともっと頑張りたい」

 ――「一番の選手になりたい」といっていたが、MVPで目標を達成したことになったか。

 「なってはいない。自分でそう思う日はおそらく来ない。目標としてはアバウトな、ゴールがないから、その分、頑張れる。確実にステップアップはしたと思っているし、今回の賞はその一つ。今後のモチベーションになりました」

 ――二刀流は無理だと言われ、継続の危機を迎えた時期もあったが、乗り越えてMVPを取った気持ちは。

 「まず、けがなく1年間できたというのが、一番良かった。そこで結果を出すことで得られる場面が多くなってくると思う。それはこれからも変わらない。このパフォーマンスをどれだけ続けられるかはわからないが毎年、毎年、こういう年を続けられればいい」

 ――イチローさんは「無理はできる間にしかできない。翔平にしか描けない絵を」と言っていたが、来季は。

 「無理というのは、けがをするまでやりなさいという意味ではないと思う。ピークでいられる時期というか、選手としていいパフォーマンスを保てる時期は、そう長くはないので、時間の制約というか、タイムリミットは毎年、毎年、近づいている。その中で、自分の能力を伸ばせる時間はそんなに多くないので、そういう時間を大事にしてやりたい。そういう意味だととらえて頑張っています」

 ――(ナ・リーグMVPの)ハーパー選手は泣いて喜んでいたが、涙腺にきたか。

 「泣くというより、うれしかった。満票だったのでちょっとびっくり。良かったなという気持ちの方が大きい、ハーパー選手は2回目(の受賞)だと思うので違いはあるが、素晴らしいバッターだと思うし、いつか対戦を期待されていると思う」

 ――今年のキャンプでマドン監督が「今年は(二刀流に)制限をつけない」と言ったら、大谷選手が笑った、と言っていたが、どう受け止めていたのか。

 「プラスの部分はもちろんあるし、頑張りたいと思ったのは、もちろんある。でもどちらかというと、ある程度、(二刀流が)形にならなかったら、この先は考える、というニュアンスかなと思った。五分五分かな、という感じですかね」

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