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北陸3か月予報 梅雨末期の大雨と8月猛暑に警戒 電気料金値上げに対応した節電テク(気象予報士 河原 毅 2023年06月21日) - tenki.jp

6月20日、新潟地方気象台より、福井・石川・富山・新潟の4県を対象とした「北陸地方の向こう3か月の天候の見通し」が発表されました。

そのポイントの一つ目は「暖かい空気に覆われやすいため、向こう3か月の気温は平年並か高い」ということです。

その背景には、
①地球温暖化の影響により、全球で大気全体の温度が高く、特に北半球の亜熱帯域では顕著に高くなっていること。
②冬に終息したラニーニャ現象の影響等が残ること、及び、正のインド洋ダイポールモード現象の発生により、積乱雲の発生がフィリピン付近から西部太平洋赤道域にかけて多くなり、太平洋高気圧が日本の南で西へ張り出しやすく、チベット高気圧が東側で強い、7月下旬から8月を中心に平均気温は高く、猛暑が予想されるということです。

二つ目のポイントは、「前線や低気圧の影響を受けやすいため、向こう3か月の降水量は平年並か多い」ということです。

現在発生しているエルニーニョ現象の影響で、偏西風は平年よりやや南寄りを流れ、北陸地方ではその影響を受けやすいでしょう。南から暖かく湿った空気が流れ込みやすく、7月を中心に前線や低気圧の影響を受けやすいということです。北陸地方では、梅雨の最盛期から末期にあたり、特に、日本海から北陸付近に東西方向に前線が停滞する場合や、日本海から前線が南下する際を中心に、大雨に注意・警戒が必要ということです。

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