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関東甲信で雷雨や突風、ビル解体現場で足場崩れる…羽田空港は2時間半停止 - 読売新聞オンライン

 本州上空に寒気が流れ込んだ影響で、関東甲信などは1日、大気が非常に不安定な状態となり、各地で雷雨や突風に見舞われた。気象庁は、東京、神奈川、埼玉、千葉、山梨、長野の6都県の一部に一時、大雨警報や洪水警報を出した。2日も大気が不安定になるとして注意を呼びかけている。

 気象庁によると、1日の日中の1時間に、長野県上田市、山梨県大月市、千葉県市原市で60ミリ超の雨が降った。東京都練馬区でも45ミリ、横浜市で35ミリの1時間降水量を記録。東京都大田区では昼過ぎに26・2メートルの最大瞬間風速を記録し、8月の観測史上最大を更新した。

 川崎市多摩区生田の五反田川の護岸工事現場では午後1時40分頃、「人が流された」と119番があった。神奈川県警などの捜索で約5キロ下流で男性(33)が沈んでいるのが見つかり、死亡が確認された。県などによると、川が増水したため、作業員4人が川底から避難したが、男性が逃げ遅れたという。

 羽田空港では、雷の影響で午後0時15分頃から航空機の誘導など地上作業が約2時間半にわたって停止するなどし、夕方までに離着陸する計約380便が欠航・遅延した。孫の誕生日祝いで上京したという長崎県佐世保市の会社員(70)は「雷の影響が長引き驚いた。明日から仕事があるので、何とか今日中に帰りたいが……」と不安そうに話していた。

 東京都中野区のJR中野駅近くのビル解体現場では工事用の足場が一部崩れた。けが人はなかったが、警視庁によると、強風にあおられて崩落したとみられるという。

 各地で停電も発生し、東京電力によると、落雷の影響などで、午後3時頃の時点で、東京、千葉、神奈川で計約1万7680軒が停電した。

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