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北ミサイル発射「米爆撃機展開に対抗」 韓国占領訓練も - 産経ニュース

27日、朝鮮人民軍海軍司令部を訪問した北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記(中央)(朝鮮中央通信=共同)

【ソウル=時吉達也】北朝鮮は30日深夜、日本海に向け短距離弾道ミサイル2発を発射した。朝鮮中央通信は31日、米軍の戦略爆撃機B1Bが30日に朝鮮半島周辺に展開したことへの対抗措置として、韓国の「重要指揮拠点と作戦飛行場の焦土化を想定した戦術核打撃訓練を実施した」と伝えた。

同通信は、ミサイル発射に先立ち、米韓が実施中の大規模軍事演習「乙支フリーダムシールド(UFS)」に対応する「全軍指揮訓練」が29日から実施されたことも明らかにした。「武力侵攻を撃退し、反撃に転じて南半分(韓国)を占領する」ことが目標に設定されたとしている。

同日に現地指導した金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記は、米韓が演習を通じ、北朝鮮に対する「侵略の狙いを余すことなく暴露している」と述べた。UFSは31日に終了する。

同通信によると、ミサイルは首都平壌郊外の平壌国際飛行場から発射し、目標地点上空の高度400メートルで空中爆発させた。朝鮮人民軍総参謀部は、米B1Bが米韓両空軍の戦闘機と合同訓練を行ったことについて「われわれに対する核先制攻撃を既成事実化し、実行に移している」と非難した。

防衛省によると、ミサイルは1発目が午後11時38分ごろ発射され、最高高度約50キロ、飛行距離は約350キロ。2発目は同46分ごろの発射で、最高高度約50キロ、飛行距離は約400キロだった。

北朝鮮が弾道ミサイル技術を用いた飛翔(ひしょう)体を発射するのは、「軍事偵察衛星」を発射したが打ち上げに失敗した今月24日以来。

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