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米飯を指定温度超で受け入れ、冷却までに原因菌が増殖か…駅弁集団食中毒 - 読売新聞オンライン

 青森県八戸市の駅弁製造販売会社「吉田屋」の駅弁を原因とする集団食中毒で、市保健所は16日、吉田屋が岩手県の業者に発注した米飯を、指定した温度を超えた状態で受け入れ、冷却するまでに原因菌が増殖した可能性があると発表した。市保健所は同日、吉田屋に改善を指導した。

 原因となった駅弁は9月15、16日に製造・納品された計約2万2000個で、全国のスーパーなどで販売された。患者は29都道府県の計521人に上り、うち11人が一時入院した。

 市保健所によると、吉田屋は米飯業者に搬入時の温度を茶飯27度、酢飯28度と指定。9月14、15日に計約1・5トンが搬入されたが、指定した温度を10~15度ほど上回っていた。

 市保健所は、吉田屋が発注通りの温度かを確認する手順や受け入れる基準が決められていなかったことが、原因の一つと推定されると指摘。このほか、米飯の配送に使った箱を殺菌しないまま盛りつけのための部屋に運んだため、原因菌が米飯や具材に付着した可能性があるとしている。

 吉田屋に冷凍保管された米飯からは、食中毒の原因となる黄色ブドウ球菌とセレウス菌が検出されている。

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