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沖縄の異物混入モデルナワクチン、注射針で瓶のゴム栓削られたか…使用中止せず : 社会 : ニュース - 読売新聞

 群馬県は29日、県内の集団接種会場で、未使用の米モデルナ製新型コロナワクチンから異物が見つかったと発表した。厚生労働省が使用の見合わせを要請したものとは異なる製造番号で、同じ番号のワクチンは27~29日に計4575人の接種に使われたが、健康被害は報告されていないという。

 発表によると、29日午前10時半頃、同県太田市の集団接種会場で、薬剤師が未使用の瓶の中に、青みがかった黒い異物を発見。異物は注射針(内径0・25ミリ)を通らない0・5ミリほどの大きさだった。

 同省によると、モデルナ製の国内流通を担う武田薬品工業からの報告で、これまでに国内で流通した約175万瓶のうち、未使用の約20瓶で異物混入が確認されたという。いずれも製造工程でゴム栓が混入したとみられるが、ワクチンの有効性や安全性には問題ないとしている。

 一方、沖縄県内でも異物が見つかり、県が発表した。同じ製造番号のワクチンを884人が接種していたが、健康被害は確認されていないという。同省は、注射針を瓶に刺した際に蓋が削り取られて混入したことなどが原因とみて、同じ番号のワクチン(約53万回分)の使用中止は求めないとしている。

 県の発表では、県立武道館(那覇市)で27、28日、同じ製造番号のワクチンの瓶一つと、ワクチンを 充填じゅうてん した注射器4本から、黒やピンクの異物が確認された。

 同省によると、黒色の異物は注射針で削り取られた蓋のゴム栓とみられ、ピンク色の異物は針の穴より大きく、注射器内に元々あったとみられる。

 同省は、充填前後に瓶や注射器を目視し、変色や異物が混入していないかを確認するよう注意喚起するとともに、群馬県の事案についても原因を確認する。

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