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妹と涙ぐみ抱き合う…ウクライナで暮らすサハリン残留邦人、北海道に到着 - 読売新聞オンライン

 ロシア軍の侵攻から避難するため、サハリン残留邦人で長くウクライナに暮らしていた 降旗英捷ふりはたひでかつ さん(78)が20日、きょうだいの暮らす北海道旭川市に到着した。旭川空港で出迎えた親族と再会を喜び合った。

 降旗さんは、樺太南部(現・ロシアサハリン州南部)で育った。終戦後、父親に帰国の許可が出なかったためとどまり、結婚を機に現在のウクライナに移住。ロシア軍の侵攻時は西部ジトーミルで暮らしていた。危険が迫ったため、残留邦人で永住帰国したきょうだい4人が住む北海道への避難を決意。ウクライナの親族と一緒にポーランドに移動し、19日に成田空港に着いた。で 旭川空港では、札幌市在住の妹・婦美子さん(72)ら親族が出迎え、涙ぐみながら抱き合っていた。降旗さんは「長い道を経て旭川に到着した。家族に会えてうれしい」とほっとした表情で話した。当面、旭川市の妹・畠山レイ子さん(70)方で過ごし、今後の生活について考えるという。

 降旗さんを支援する「日本サハリン協会」(東京)は「避難者の生活の見通しは立っていない。多くの方が関心を持つ必要がある」として、降旗さんのための募金を実施している。

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