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鹿島市で鳥インフルエンザ疑い 養鶏場、4万羽処分も - 佐賀新聞

鹿島市の養鶏場で鳥インフルエンザが疑われる事例が確認されたのを受けて開かれた佐賀県鳥インフルエンザ対策本部会議=県庁

 佐賀県は24日、鹿島市の養鶏農場1戸で、鳥インフルエンザが疑われる事例が発生したと発表した。正式に確認された場合、発生農場の採卵鶏約4万羽を殺処分する。高病原性鳥インフルエンザの農場での発生が確定すれば、今季は全国初。県内では武雄市山内町での2022年12月以来、約1年ぶり4例目の発生となる。

 県によると、発生農家の飼育数は約4万羽。24日午後3時45分ごろ、鹿島市重ノ木の養鶏農家から県に「鶏舎10棟のうち2棟で死亡羽数が増えている」と通報があった。午後4時50分ごろ、発生農場で簡易検査を実施、陽性を確認した。中部家畜保健衛生所による2回目の簡易検査でも陽性だった。同衛生所で詳細な遺伝子検査を実施している。農林水産省が正式に確認した後、殺処分などの防疫措置を開始する。

 正式な確認は25日朝となる見通し。発生農場から半径3キロ以内の養鶏と卵などの移動を禁止し、半径3~10キロの養鶏の区域外への搬出を制限する。

 県は24日午後11時半に対策本部会議を開き、対応を確認した。

 県内では15年1月に有田町、17年2月に江北町、22年12月に武雄市山内町で高病原性鳥インフルエンザが発生した。県内の養鶏農家は採卵鶏が24戸20万羽、ブロイラーが62戸395万羽。(山口貴由)

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