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女児「歩くと灰が飛んでくる」…足利山火事、避難勧告305世帯に - 読売新聞

 栃木県足利市の両崖山りょうがいさんの山火事は、発生から6日目の26日朝も続き、午前6時半頃から自衛隊や消防ヘリによる上空からの消火活動が再開された。延焼面積は約100ヘクタールに拡大、避難勧告の対象世帯は計305世帯に増えた。

 両崖山の東側にある同市本城の住宅地には25日夜、強風で火が約150メートルまで迫った。市は26日午前8時、新たに98世帯に避難勧告を出した。同日午前9時現在で、避難所1か所に6世帯11人が避難している。

 足利市内では26日、前日に休校した高校4校が再開した。避難勧告地域に近い中学校1校は休校が続く。

 両崖山から南東約1・5キロにある市立けやき小学校の児童らは、保護者に付き添われながら、山から立ち上る煙を横目に登校。避難勧告地区に住み、近くの祖父母宅に避難している同小5年の女子児童(11)は「のどが煙でいがいがするし、歩いていると灰が飛んでくることもあって怖い。早く元通りになってほしい」と話した。

 宇都宮地方気象台によると、栃木県内は26日以降も乾燥注意報が続く見込み。

 一方、群馬県桐生市黒保根町上田沢の山林で発生した火災は、発生2日目の26日午前も延焼が続いている。

 市によると、地上で消防隊員ら約100人が消火活動にあたり、自衛隊や山梨県などのヘリが散水している。25日午後6時現在で約15ヘクタールを焼き、市黒保根支所では自主避難した4世帯6人が一夜を過ごした。

 県警によると、火災は近くの男性(79)がドラム缶でスギの葉を燃やしていた際に下草に燃え移って発生。男性は顔や脚にやけどを負った。

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