FBS福岡放送
予定より早い緊急事態宣言の解除となるんでしょうか?福岡県はきょう夕方国に対し宣言の解除を要請しました。 ■服部副知事 「3月7日の解除期限を待つことなく緊急事態宣言の解除を検討していただくように国のほうに要請したいと思っています」 福岡県は先ほど、緊急事態宣言の解除を国に要請しました。 福岡県は、国に宣言解除を要請するにあたり、独自に2つの基準を定めています。そのうち、病床稼働率はおととい49.6%で、初めて50%を下回り、もうひとつの基準、直近7日間の新規感染者の平均とともに基準をクリアしました。 県は、専門家などに意見を聞いたうえで解除の要請を判断。宣言解除の期日については、国の判断としながらも今月末をひとつの区切りとしています。 昨夜、福岡市中央区大名にある居酒屋では。 ■立ち呑みとうどん みのり 松尾貴文店長 「7時になりますので飲み物のほうがラストオーダーになります」 ■澤田アナ 「早いですね7時」 ■立ち呑みとうどん みのり 松尾貴文店長 「めっちゃ早いですよ。もう、すぐですね。」 この店は酒類の提供は午後7時まで、営業時間は午後8時までという時短要請に従って営業しています。 店の自慢は「肉うどん」。本来の営業時間は深夜3時までで2次会や3次会で利用する客が多く、締めになるようなメニューが多くあります。 ■松尾店長 「だいたい10時から深夜1時・2時とかがピークなのでやっぱりそこで閉まるというのは厳しい」 緊急事態宣言が解除され、日常が戻ってくることを心待ちにする一方で、懸念も…。 ■松尾店長 「みんなでワーワー飲むというのもやりたいですし、かといってそれだけでは同じことが起きるのでそこらへんは考えながらバランスだとは思うんですけど」 福岡県は宣言解除後も時短営業の要請を継続した上で、午後8時までの時短営業を、午後9時までに延長することなどを検討しています。 一方、宿泊業界では… きょう博多駅前にある都ホテル博多で見せてもらったのは、宿泊者の予約表です。 ■都ホテル博多 マーケティング部 橋村正清部長 「キャンセルの方が予約を上回っている状態が続いている」 このホテルでは緊急事態宣言の延長決定後から予約のキャンセルが相次ぎ今月は1400件以上がキャンセルされたといいます。 このため、宣言の解除に期待を寄せています。 ■橋村部長 「安心してお泊りいただくにはそういったもの(宣言)が解除になると気持ち的にも変わってくると思いますので大きな期待はしています」 医療の現場は宣言解除への動きについてどう受け止めているのでしょうか。 北九州市の八幡病院の伊藤院長は? ■伊藤重彦院長 「やはり医療提供体制がですね、崩壊しないということを目的に発令されているわけですから、条件は満たしているのでそれによって国や都道府県が判断することに私自身は異論はありません」 宣言の解除に理解を示す一方で解除後は一人一人が感染対策を今以上に意識することが大切だと話します。 ■伊藤院長 「あくまでいまは経済活動をめいっぱい自粛したサービス・事業者の尽力によっていまの感染者の押さえ込みがある。自覚と自粛を自分なりに半年先、1年先続けると、これさえ守って頂けたらと思います。」 政府は、宣言解除について関東の1都3県以外の自治体は来月7日の期限を前に解除する方向で調整を進めています。 政府分科会の尾身会長は、「リバウンドを絶対に避けるという気持ちで国と自治体が必要な対策を続けること。それに市民が協力することにかかっている」と述べました。 いよいよ見えてきた緊急事態宣言の解除。引き続き徹底した感染対策が求められています。
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