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保育園廃園の手続きで市議会が反発 市長が辞職へ 東京 小金井 - nhk.or.jp

東京 小金井市の西岡真一郎市長は、一部の公立保育園の廃園に向けた手続きをめぐり、市議会から反発を受けたことから「議会を混乱させ市政に不安をもたらした」などとして、7日、議会に辞職を申し出て同意されました。
今月14日付けで辞職する見通しです。

小金井市では、待機児童の減少などを理由に公立保育園の運営を見直す議論が進められていて、先月、開会した市議会には、5つある公立保育園のうち、まずは2つを将来的に廃園とするため、定員数を減らすなどとする条例の改正案が提出されました。

これについて、議会の委員会は継続審査としましたが、西岡市長は説明を尽くしたなどとして、先月29日、議会の議決なしで条例などを作ることができる専決処分を行いました。

この専決処分をめぐり、7日の市議会に承認を求める議案が提出されましたが、議員からは「議会との調整が足りない」など反発する声が相次ぎ、反対多数で承認されませんでした。

これを受けて、西岡市長は議長に辞職を申し出て、議会から同意され、今月14日付けで辞職する見通しとなりました。

西岡市長は、議会の終了後「議会を混乱させ市政に不安をもたらした。政治的な責任を辞職という形で示さなければいけないと考え判断した。申し訳ない気持ちでいっぱいだ」と述べました。

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