＜新型コロナ＞茨城県で新たに60人感染、過去最多の4人死亡県警本部でクラスター発生か - 東京新聞

茨城県庁

　茨城県は２８日、新型コロナウイルスの感染者４人が死亡したと発表した。一日に公表された死者数としては過去最多。県内死者は計６０人になった。

　死亡したのは、県内の医療機関に入院していた８０代男性と９０代女性、高齢者施設で療養していた９０代女性２人。県は、１２月１４日と今月２３日に３人の死亡を発表している。

　また県と水戸市は２８日、６０人が新たに感染したと発表。一方、県は２０、２１日に公表した結城市と県外２人の感染発生届けを取り下げた。３人は福祉施設への一斉の抗原検査で陽性になったが、ＰＣＲ検査で陰性だった。累計から差し引き、感染者は計４６００人になった。

　新規感染者の居住地の内訳は、水戸市９人、つくば市５人など。

　クラスター（感染者集団）が発生した可能性がある茨城町の事業所では、社員４人の感染が分かった。感染者は計１２人になった。

　県警本部では、職員３人の感染が分かった。これまで同じ階に勤務する４人の感染が判明しており、県は「クラスターの可能性は否定できない」とした。

　県と水戸市は５６人が退院などしたと発表。退院者らは計３６８７人になった。（保坂千裕）

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